レフェルヴェソンス
こんにちは、翠です。
先日、ディナーに連れてってもらいました。
青山にある、レフェルヴェソンスさん。
“テロワール〜海と大地が出会う場所で”
連れてってもらって何ですが、、
わたしは、高級料理って、そんなに興味なかったんです。
言うても、世の中にはお金を出さなくても美味しい物は食べれるし、と。
(もはや自炊美味しいし!とも)
でも、今回、ミシュラン2つ星のお店に行って、初めて知ったこと。
食材に愛があるな、ってことです。
食材を、100パーセント生かす組み合わせを、追求しているんですね。
「鱧と大根と無花果」
3つの食材が掛けあわさることによって生まれる効果、この組み合わせ、思いついた人の舌、すごいなって。
なんか違う、なんか足りない、あと少しなんだけどな、、て、膨大な種類の食材や調味料の中から、ピタリと合うパズルのピースを探すような、途方もない作業だったのだと思います。
食材を最大限生かすパフォーマンスを、追求している。
プロの方って、ひとつのことをこれでもかってくらい、極めているよなって、思うんです。
たまたま、先日観た、NHKのプロフェッショナルに出演されていた
「花に取り憑かれた男」
東信さん。花に命をかけている方。
花の命を延ばすために、10年以上研究を続けているんです。
でも、彼にとって延命することだけが、花の命を生かすってことじゃない。
花を受け取った方の、心を震わせること
感動を与えられなければ、花が報われない、人間のエゴで無為に刈り取られた花の命が無駄になる。
そんな考え方をする方です。
人の心を震わす仕事、魂を注ぐ仕事に触れた瞬間、自分もそう在りたいな、といつも強く思います。
midori sasaki.