sasakimidoriのブログ

皆様のお役に立てますように。

安藤忠雄展

こんにちは、翠です。

 

台風が近づき、週末のお天気が雨だったので、美術館に行ってきました^^

 

国立新美術館で開催中の、安藤忠雄展。

 

www.tadao-ando.com

 

テーマは「挑戦」

 

限られた予算や敷地の中でイメージを形にしていく

そういった意味で設計という仕事に対して、日々挑戦をしてきた。

 (文章は少し異なりますが、ニュアンスはこんな感じでした)

 

彼の仕事の集大成が模型や写真で展示されています。

 

今回、印象的だったのが彼の業績の中でも初期の段階にあたる

住吉の長屋

のクライアントからの手紙の言葉でした。

 

「35年間、春夏秋冬、一度も飽きた事が無い」

 

 ~

 

 今でこそ膨大な予算、敷地面積の中で創造出来るようになったが、当初は実績もないため、限られた条件の中での仕事だった。

 

それは、密集された住宅地の中での建設プロジェクトだった。

 

f:id:sasaki3dori:20171025103635j:plain

f:id:sasaki3dori:20171025103641j:plain

 

都会の中で呼吸が出来る家とは、と考え抜いた末に家を2棟に分けて左右に配置し

真ん中に庭を作ることにした。

 

f:id:sasaki3dori:20171025103655j:plain

 

2棟に分かれているので、別棟への行き来の際は、一度外に出なくてはならない。

 

雪の日も、雨の日も。

傘だって必要だ。

 

しかしクライアントからの手紙は、こう続いていた。

 

「光庭は、安易な利便性を排除し、不便さと引き換えに与えて頂いた、大黒柱のようなものです。」

 

いかに大切なものを残せるか。

捨てることの潔さのなかに、愛を感じた。

 

  ~

 

 他にも「光の教会」を再現したエリアがあります。

とても幻想的な空間でしたよ^^

  

 

f:id:sasaki3dori:20171027150852j:plain

   

国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

 2017年9月27日(水)~12月18日(月)まで開催中です!

 

是非行かれてみて下さい♪

   

※「住吉の長屋」の写真はネットより拝借致しました。

 

 

 

 

 

sasaki midori.