質問力
~読書メモ
●見つける側(聞き手)のアンテナが豊富で在ればあるほどひっかかるポイントは多くなる。
●ポイントをたくさん見つけようと意識しながら聞いているか
●選別したワードが相手の経験世界にあるものなら「よくぞわかってくれました」ということになる
●「質問力」のなさを決定づけるものは勉強不足である。
相手に関する情報がなければいい質問はできない
●オウム返し:相手が発した言葉を自分の言葉で言い換えることができれば、その内容が咀嚼されて理解したことを相手に示すことになる
●偏愛マップ:互いに好きなものを見せ合う。
相手と自分が一体どこで繋がっているのか強く意識しながら対話することが良い質問を生み、コミュニケーションをいきいきしたものにする。
●相手が一番力を入れている部分をしっかり認めることがコミュニケーションには必要である
●コミュニケーションのコツはその人の奥底にある経験を引きずりだしてくるところにある
●「どうして」「どうやって」という質問で何度も促しているのはカウンセリングマインドに近い感じで、相手の心に寄り添い、一番心の負担になっている部分を分かち合いたいという方向性がある
●物事の結果について聞くより、経緯について聞いた方が得ることが多い
●世の中には自分の意見や答えをもっておらず、ただ相手にぶら下がって聞いているだけというインタビュアーもいる。
●ハイレベルの質問力で大切なのは、自分自身にその質問をした時、どう答えるのかを一応シュミレーションしてある程度の答えを用意しておく。
自分が聞かれたら到底答えられないような質問はしない。そうでないと、返ってきた相手の答に対応できないわけだ。
「問題なのは、天才とは何かだ。自分以外のために何をしたか。天才であるだけなら、無意味だからね。何かを全うするために人生を捧げるようになって、初めて意味を持つんだ」
sasaki midori.