読書録 最高の雑談力
こんにちは、翠です。
前回の記事に引き続き、ご紹介するのは茂木健一郎さんのこちらの本。
心に響いた文章をピックアップ致します!
・なぜできる人の雑談が面白いのかというと、理由があります。脳科学的に言うと、それは次の2つです。視点と利他性。
相手がハッとするような、ユニークかつ斬新な視点。
相手をトコトン喜ばせる利他性。
この2つを兼ね備えているのが、AI時代に身につけるべき雑談です。
・いい情報を仕入れたかったら、まずは相手の役に立ちそうなことを先に提供します。自分から「こういう情報がある」と積極的にオープンにしていけば、聞いたほうも「こんな情報がありますよ」と、自分が知らなかったことを教えてくれるものです。
・誰かの喜びそうな情報を仕入れようとすれば、あなた自身が目利きになっていきます。自分の情報の精度を上げるためにも、積極的に誰かが喜びそうなネタを仕入れていきます。それが、いつか雑談でいい情報を提供してもらえるようになることにつながっていきます。
・アドリブ力とは、相手のニーズを的確につかみ、それを上回る対応をすることです。
・相手をリスペクトすることは、コミュニケーションの基本です。
何年生きてきたのか、どこで何をしてきたのか、有名企業に勤めているとか、どんな役職に就いているとか、そんなことはその人の本質には一切関係ありません。目の前にいる人は、その人なりの人生を歩んできました。あなたのうかがい知ることができない重みを持った人です。そのことを先入観なく受け入れて接する。一人の人間として分け隔てなく話をしていく。それだけのことです。
・ネタの検索は内部検索と外部検索。
・仕事ができる人は、聞き上手と同時に話し上手です。相手の話をきちんと理解したうえで、相手が喜ぶ、あるいは役に立ちそうな話をしています。
雑談の根柢にあるのは、相手への”思いやり”なんだなあ、と感じます。
私が茂木さんの本が好きなのは、こうして脳科学の視点から大量に情報を与えて下さるだけでなく、言葉の随所から「今できなくても大丈夫、これからやっていこう」と思いやりを感じるからです。
自分の興味のあること、好きなことのみならず、幅広く情報の波に飛び込んでいこう、と思いラインニュースを読み始めました。w
本屋さんでも普段はスルーしていまうコーナーの本を敢えて手に取り読んでみたり・・・。
雑談力、磨いていきます!^_^
midori sasaki.