読書録 楽園のカンヴァス
マハさんの小説を読むことで、美術への興味が派生していきます。
「たゆたえども沈まず」ではゴッホ。
本作「楽園のカンヴァス」ではルソー。
読了後はいつも、それぞれの絵画を死ぬまでに一目見たい、との想いに駆られます。
マハさんはどの作品においても、画家の生涯に心を沿わせ、愛を見出し、情熱を注ぐ…。
だから私は、マハさんの作品が大好きです。^^
永遠を、生きるー。
画家の命絶えても、絵に込められた想いや絵画はずっと生き続ける。
絵画を守る人がいる限り。
脈々と伝承されていく愛と情熱の"繋がり"を強く、感じました。
midori sasaki.