sasakimidoriのブログ

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読書録 小さいことばを歌う場所

こんにちは、翠です。

 

突然ですが、わたしの彼は、読書家です。

 

主に自己啓発本を読みあさっていて、部屋のあらゆるところには本が山のように積まれており、遊びに行くたびに本を借りています。図書館にいるときのような、あの、ワクワク感があります。

そのとき、そのとき惹かれる本があって、それがとても楽しいのです。

 

そんな自己啓発本の山の中に、珍しく可愛い装丁の本が。手に取った本がこちら。

  

小さいことばを歌う場所 (ほぼ日ブックス)

小さいことばを歌う場所 (ほぼ日ブックス)

 

 

まぁ、エッセイなのでね、当たり前ですが、何かタメになるようなこととか、ノウハウとか、そんなものは書いていないです。

 

はじめはそんなカチカチの頭で本を開いたので、「なんなんだ、この本」となかば呆れながら読み進めていました。(糸井さん、ごめんなさい、、)

 

でも、読み進めていくうちに、くすっと笑えたり、ほっこりするような写真と文章に、心がゆるゆると、ほどけていくのを感じたのです。

 

最近は、本を読む意味を、何かを得ること、でしか価値を感じられなかったのだなぁ、と感じました。

 

飾らない言葉は、生身の人間の体温が伝わってきて、心が、とても温かくなります。

人からもらう手紙とかも、そうですよね。

 

外に出る用事があったり、 その時間があったりして、 しかも空が晴れていると、 なんだかほんとにいいね。

 

たがいに、持ってるものを出し合って、 つまみ食いし合って、少しだけ自分に変化が起こってる。 そんなふうな場がつくれたらいいなと思うんです。 ひとりを怖れない人が、 人々の情けを感じるということがすばらしい。 ひとりを怖れない人が、 他のひとりの役に立とうと、走る姿は美しい。

only is not Lonely. ひとりであるということは、孤独を意味しない。 ひとりを怖れない者どうしが、 助けたり助けられたりしながら、 生き生きとした日々が送れるなら、 それがいちばんいいと思う。

 

心の琴線に振れた、美しい言葉達との出会いに、感謝します。

 

 

 

 

 

midori sasaki.