anan No.2106~江原啓之さん~
こんにちは、翠です。
ananより心に響いた文章を抜粋し、シェア致します。
下記はすべて江原さんのコラム「年をとることは怖い?楽しみ?」より抜粋いたしました。
1)今を充実させることができていない。
2)これまで”若さ”しか自分の売りがなかった人
3)自分のことを美人だと思っている人
全てに共通して言えるのは、人としての”中身”を磨くことをおろそかにしているという点。内面を充実させるには、人生で喜怒哀楽をとことん味わって”感動”する経験を積むよりほかありません。
・フランスのマダムは年相応に老けています。今の日本人はそれに比べるといつまでも若さを保つことに必死。昔の人は「あなた、いつまでも若いわね」と言われても、今みたいに喜ばなかったと思うのです。若いというのは精神的な幼さや未熟さを指摘するもので、必ずしも「ほめ言葉」とは限らなかったはず。
・怖がるくらいなら、いかに今を充実させるかを考え、行動を起こしたほうがよほどプラスになります。「年をとるのが楽しみ」と感じる人は、いつまでも心が満たされ充実しています。年を重ねることで人生の深みが増すということを知っているから「より先へ、先へ」という意識をもつことが出来るのです。
・年をとることは、決して怖いことではありません。豊富な経験が刻まれた皺はとても美しいものです。今を一生懸命生き、酸いも甘いも知って命の炎を燃やしていってください。
【花を飾って枯れるまでの姿を見届けましょう】
枯れる美しさを身近で感じること。それができると年をとることへの恐れが減っていくでしょう。花束でも一輪の花でも部屋に飾ってみましょう。
大事なのはここから。
その花が枯れるまでお世話し最後を見届けてみて下さい。
はらりと一枚、また一枚と花弁が散り枯れていく。その姿に「未来の自分の姿」を重ねてイメージしてみるのがポイント。
midori sasaki.